メキシコで使われるスペイン語のスラング

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メキシコは世界最大のスペイン語人口を有する国です。総人口は1億2000万人程度ですが、アメリカにいるメキシコ人、あるいはその移民の数を入れると、相当な数になります。

そのため人口という点でいえば、メキシコのスペイン語こそが世界で最も話されているスペイン語と言えるでしょう。

もちろん訛りや癖はありますが、メキシコのスペイン語も覚えておくと大変便利です。今日はメキシコでよく使われる特有の表現をまとめてみました。

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1、No hay bronca.(ノ・アイ・ブロンカ)

「問題ないよ」

No hay problemaと同じ意味で使われます。

2、fresa (フレッサ)

気取った人、俗物(根性)の人、などの意味があります。

命令形にして、「no seas fresa 気取るなよ」なんてふうによく使われます。

3、Tengo hueva.(テンゴ・ウエバ)

面倒臭い/だるい、などを意味します。

やりたくない、やる気が起きないといったときによく使われます。

4、¡órale! (オラレ)

いいね/さあ/やろう/はやく、などを意味します。

相手の行動を促すときに使う表現です。

5、¡ándale! (アンダレ)

4、と同じ状況で使います。

6、¡hijole! (イッホレ)

ワオ/うそお/まじで/すげえ、などを意味します。

驚きの表現です。英語の「オーマイゴッド」のようなニュアンスで使います。

7、¿Que onda?  (ケ・オンダ)

「元気?/調子どう?」

¿Que tal?の代用として使われます。

8、chido (チド)

いいね/カッコイイ、などを意味します。

若者の間でよく使われます。

9、wey(ウェイ)/guey(グエイ)

おい/ねえ、などを意味します。

英語の「man」のような相手の呼びかけの言葉です。

10、 No manches. (ノー・マンチェス)

まじかよ/うそつくなよ/ふざけるなよ、などを意味します。

「no mames ノー・マメス」と言ったりもします。