映画を見ることは、語学を勉強するために大変役立ちます。映画では実際に使われる単語、フレーズがたくさん出てくるので見れば見るほどボキャブラリーは増え、スキルアップにつながります。
難しい映画の場合でもDVDでスペイン語字幕を付けて見れば単語を書き起こすこともできるので、ぜひスペイン語学習のために活用してみてください。そのために最適なスペイン語圏の名作映画トップ10を選んでみました。
1、アモーレス・ペロス
メキシコの映画史上に残る、世界中で大ヒットした作品。メキシコのスラングや若者の喋り方を学ぶにはもってこい
2、ウイスキー
東京国際映画祭でグランプリを獲得したウルグアイ映画。ユーモア溢れる皮肉な笑いをお届けする上質のドラマ。
3、モーターサイクル・ダイアリーズ
チェゲバラが若いときにした中南米の旅をつづったロードムービー。美しい壮大な景色に魅了され、旅行に行きたくなること間違いなし。歴史上の人物が話すセリフも要チェック。
4、海を飛ぶ夢
首から下が麻痺してベッドの上で寝たきりの生活を送る男性の一生を追った感動作。安楽死などの社会問題を扱っているだけに会話の難易度は高い。
5、トーク・トゥー・ハー
スペインの巨匠アルモドバル監督による、愛する女性が昏睡状態となってしまった二人の男を描いた感動作。アカデミー賞脚本賞を受賞している作品。
6、天国の口、終りの楽園
ガエル・ガルシア・ベルナル主演のメキシコを舞台にしたロードムービー。若者向けの会話が多く、リアルな言葉を学ぶのに最適。
7、瞳の奥の秘密
アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。アルゼンチンのドキドキハラハラの衝撃サスペンスで事件を追っていく過程が面白い。刑事もののため会話の難易度は高め。
8、ハモンハモン
ペネロペ・クルスを世に送り出したスペインの歴史的作品。スペイン文化を知るのにもってこいの一本。
9、そして、ひと粒のひかり
ひょんなことから麻薬の密輸をさせられることになったマリアの壮絶な人生を追ったコロンビアの衝撃作。
10、ザ・ウォーターウォー
ボリビアを舞台にした社会ドラマ。白人が支配していた植民地時代と、欧米企業が水道事業独占しているボリビアの情勢をオーバーラップさせた作品。