スペイン語のX(エキス)はどう発音したらいいの?、という人のためにX(エキス)の読み方の様々な用例を紹介します。
スペイン語のX(エキス)は単語のどの部分に来るかによって発音が変わる文字です。
スペイン語のX(エキス)が頭文字の場合
Xenofobia(セノフォビア)=外国人や移民を嫌う行為、人種差別
XenofobiaXerografía(セログラフィ-ア)=フォトコピー、印刷
XerografíaXilófono(スィロフォノ)=シノフォン(鍵盤打楽器)
Xilófonoxが頭文字に来るときはsと同じ発音になります。
しかしながら例外もあります。
Xabier(シャビエル)
XabierXátiva(シャティバ)
人や場所の名前でxが頭文字に来る場合には英語の「sh」に相当する発音をすることがあります。これは語源が従来のスペイン語ではなく、カタルーニャ語やガリシア語、または外国語が語源になっていることが理由に挙げられます。
スペイン語のX(エキス)が母音や子音の間にある場合
examen(エクサーメン)=テスト、試験
examencontexto(コンテクスト)=コンテキスト、文脈
contextoauxiliar(アウクシリアール)=補助
auxiliarxが母音や子音の間にある場合は「cs」の音になります。
注・正しい発音ではありませんが、人によってxの発音を「s」に置き換えることが多々あります。
examen(エクサーメン)=examen(エサーメン)
experiencia(エクスペリエンスィア)=experiencia(エスペリエンスィア)
例外
México (メヒコ)=メキシコ
Méxicomexicanos(メヒカーノス)=メキシコ人
mexicanosMéxicoなど例外的に「x」が「j」の音になるケースもあります。
スペイン語のX(エキス)が語尾に来る場合
dúplex(ドゥプレックス) =デュプレックス 複層住戸
dúplextórax (トラックス)=胸部、胸
tóraxclimax (クリマックス)=クライマックス
climax「x」が語尾に来る場合は「cs」の音になります。
注・このときも正しい発音ではありませんが、人によってxの発音を「s」に置き換えることが多々あります。
まとめ
いかがでしたか。同じ「x(エキス)」にも色々な発音のバリエーションがあることが分かったと思います。
間違いやすい発音なのでぜひとも何度も復習して覚えてください。