南米にチリではアルゼンチンともコロンビアともまた違ったチリ特有のスペインが話されています。チリを訪れたときに理解できなくて困らないように、チリでよく使われる単語や表現をまとめてみました。
1、Sí, po!
「そうだよ!/もちろんだよ!」
チリ人は何かと語尾に「po」をつけることが多く、特に「sí」の付けて肯定を強調します。これはとてもチリ的な表現と言えるでしょう。
2、pololo/a
「彼氏/彼女」
「novio/a」の代わりに恋人のことをチリでは「pololo/a」と言ったりします。会話では日常的によく使われます。
3、lata
「退屈/面倒/やっかい」
「いやだなあ」、「まったくもう」、「退屈だなあ」といったニュアンスで「¡Qué lata!」と言ったりします。
4、¿cachai?
「分かった?/そうだよね?」
相手が自分が言ったことを理解しているか確認するときや同意を得るときに使うフレーズです。英語の「you know?」に相当します。
5、luca
「1000ペソ」
チリのお金の単位は大きいため、「1000ペソ」というのを簡単にして「luca」と呼びます。例えば「6000ペソ」の場合は「6 lucas」ということができます。
6、harto/a
「たくさんの」
チリでは「mucho/a」の代用として「harto/a」をよく使います。例えば「Hay harta gente en la fiesta. (パーティーにたくさん人がいる)」といった言い方をします。
7、fome
「つまらない/退屈」
「lata」と同じような使い方で「fome」を使うこともあります。また、退屈な日曜日を「fomingo」と言う場合もあります。
8、calcetín
「靴下」
国によっては「media」が使われますが、チリでは靴下のことをcalcetín(複数形calcetines)と言います。
9、guagua
「赤ん坊」
チリでは赤ちゃんを呼ぶときに「guagua」といった呼び方をすることがあります。
10、cacho
「トラブル/問題/またはそれを起すやっかいな人」
コロンビアなどでは浮気っぽい人、不誠実な人に対して使う言葉ですが、チリでは「問題/トラブル」といった意味で使われます。
11、caña
「酔い/二日酔い」
スペインではcañaというと生ビールなどを意味しますが、チリでは「酔い」、または「二日酔い」を意味します。例えば「andar con la caña」で「二日酔いになる」といった表現になります。