注・「ll」が「i」に置き換えられる場合です。中米などで使われる発音です。
2、pollo(ポージョ)=pojo]
注・「ll」が英語の「j」に近い音に置き換えられる場合です。英語の「jeans ジーンズ」の「j」と似ている音です。
3、pollo(ポーリォ)=polio]
注・「ll」が「l」と「j」、あるいは「i」を混ぜたような音に置き換えられる場合です。
4、pollo(ポーショ)=posho]
注・「ll」が「sh」の音に置き換えられる場合です。アルゼンチンやウルグアイでよく使われる発音です。
この中で最も一般的なのは「2」のpollo(ポージョ)=pojo]です。
特に頭文字が「ll」で始まる単語は、「ジャ」、「ジュ」、「ジョ」に近い発音のほうが発音しやすいです。
lluvia=ジュビア 海
llave=ジャーベ 鍵
例: playa ビーチ/海
1、playa(プライア) =plaia]
注・「y」が「i」に置き換えられる場合です。
2、playa(プラジャ)=plaja]
注・「y」が英語の「j」に近い音に置き換えられる場合です。英語の「jeans ジーンズ」の「j」と似ている音です。
3、playa(プラシャ)=plasha]
注・「y」が「sh」の音に置き換えられる場合です。アルゼンチンやウルグアイでよく使われる発音です。
この中で最も一般的なのは「2」のplaya(プラジャ)=plaja]です。
特に頭文字が「y」で始まる単語は、「ジャ」、「ジュ」、「ジョ」に近い発音のほうが発音しやすいです。
yo=ジョ 私
ya=ジャ もう
全ての場合が同じということではありませんが、上に挙げた例のような場合は同じ読み方ができるということです。
「LL」も「Y」も同じ読み方をすることをスペイン語では「yeísmo ジェイスモ」と言います。もともと二つの文字は明確に発音が分かれていたようですが、それが時代と共に使いやすさからか統一化されるようになったようで、その現象が「yeísmo ジェイスモ」なのです。
また、ここでは一般的な発音が「2」だとしていますが、ほかの発音が間違えだということではありません。スペイン語はそれだけ地域、国によって様々な発音があり、多様性を認める言語だからです。
「LL」と「Y」の違いについてはこのビデオで詳しく説明されています。