「スペイン語を覚えるために見るべきスペイン語圏の名作映画ベスト10」でもいくつかスペイン語圏の映画を紹介しましたが、今回は未公開作品と最近日本でも劇場公開され、DVD化された映画をピックアップしました。
映画は語学を覚えるのに最適のツールです。ぜひとも映画を通じてスラング、ボキャブラリー、発音などを繰り返し勉強しましょう。では最近のスペイン語映画8つを紹介します。
1、スガラムルディの魔女 LAS BRUJAS DE ZUGARRAMURDI
魔女伝説が伝わるスガラムルディ村を舞台に魔女と人間が繰り広げるバトルを描いたダークファンタジー。
2、ラスト・デイズ (2013) LOS ULTIMOS DIAS
人々が野外に出ることができず、室内での生活を強いられる世界を描いたスペイン発のシチュエーションホラー。アクションあり、ハプニングありのハラハラドキドキの展開が見所。
3、REC/レック4 ワールドエンド REC] 4: APOCALIPSIS/
大人気シリーズ「REC」の第4段。唯一のウイルス流出事件の生存者であるアンへラによる恐怖の逃亡劇を描いた本格派スリラー。
4、カニバル CANIBAL
きれいな身なりをし、紳士の仕立て屋の男が実はシリアルキラーだった、という心理ホラー。男がある女性に出会ったことで恋心を抱き、殺人と愛の葛藤に苦しむ姿を描く。
5、アイム・ソー・エキサイテッド! LOS AMANTES PASAJEROS/I’M SO EXCITED!
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルによる、トラブルに見舞われた飛行機の中を舞台にしたドタバタコメディー’。お馬鹿な登場人物たちが繰り広げるあり得ない行動の数々に爆笑必至。
6、人生スイッチ RELATOS SALVAJES/WILD TALES(7月25日公開)
日本で今年の夏に公開予定の2015年アカデミー賞外国語映画にノミネートされた一本。6つのエピソードからなるオムニバス映画で、その全てが復習をテーマにしているアルゼンチン発コメディードラマ。
7、ネスト(MUSARANAS/SHREW’S NEST)(5月25日公開)
父親は失踪し、母親を亡くした姉妹がマドリードのアパートに二人きりで生活しているところに怪我をした隣人のカルロスが転がり込んだことで巻き起こる狂気を描いたスペインホラー。
8、約束の地(JAUJA)
突如、野営地から姿を消した一人娘を探してパタゴニアの大地をさまよう父親の姿を追った人間ドラマ。スペイン語、英語、デンマーク語などを使いこなす、アメリカ人俳優ヴィゴ・モーテンセンが主演し、カンヌ映画祭でも上映された芸術路線の映画。